Steamのスクリーンショット機能について解説していきます。
今回のテーマは「保存先の変更方法」。
スクリーンショットの容量は、1枚1枚は微々たるもの。
とは言え、SSDはできる限り空けておきたい・・・
そんな時には、スクリーンショットの保存先を変更しましょう。
とにかくわかりやすいよう、図をふんだんに使用。
Steamを始めたばかりの方でも、一目でわかるような中身になっております (^^)
興味を持たれた方、ぜひご覧くださいませ。
スクリーンショットの保存先を変更する方法
デフォルトの保存場所
このremoteフォルダの中に、各タイトルのフォルダが作成。

その下に、スクリーンショットが保存されています。

スクリーンショット撮影時には、Steam表示用のサムネイルが自動生成。
thumbnailフォルダ内に保存されます。
保存場所の中に含まれる[USER_ID]は、後の段階で使用します。
数字を控えるか、ショートカットを作成しておきましょう。
スムーズに変更手順が進みますよ (^^)
変更する手順
最初に申し上げておきます。
Steam内の設定では、保存場所の変更ができません!

ですがご安心を。
ここでご紹介するのは、シンボリックリンクという機能を利用する方法。
デフォルトの保存場所と、新たな保存場所にリンクを構築。

これによりSteamの設定を変えることなく、ファイルは別の場所に保存できるようになります。
百聞は一見に如かず、早速やってみましょう!
手順は以下の通り。
① 新しい保存フォルダを作成
② 撮影済みスクリーンショットの移動
③ remoteフォルダの削除
④ コマンドプロンプトで新フォルダを保存場所に設定
フォルダの削除やコマンドプロンプトなど、抵抗を覚える方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、ほぼコピペでOK。簡単ですよ (^^)
① 新フォルダを作成
まず、新たな保存先となるフォルダを作成します。

本記事ではEドライブ(HDD)内にsteamssという名前のフォルダを作成。
もちろんですが、フォルダ名は自由に決めてOKです。
続きまして、このsteamssフォルダに撮影済みスクリーンショットを移動します。
② 撮影済みスクリーンショットの移動
先述した、デフォルトの保存先を開きましょう。
“C:\Program Files (x86)\Steam\userdata\[USER_ID]\760\remote”

ここで、Remoteフォルダの中身ををすべて切り取り。
新フォルダに貼り付けます。
③remoteフォルダの削除
先ほど中身を移動したremoteフォルダ。
これの1つ前にあたる、760フォルダを開きましょう。

ここでremoteフォルダを選択。削除します。
次からは、コマンドプロンプトを使用。
保存場所を設定する手順になります。
④コマンドプロンプトで新フォルダを保存場所に設定
まずはコマンドプロンプトを起動しましょう。
Windowsボタンを押し、スタートメニューを表示。
続けて「cm」と入力します。

ここで「管理者として実行」をクリック。
これでコマンドプロンプトが起動します。

System32>の次から、以下の通り入力しましょう。
ここで注意するのは、[USER_ID]および“E:\steamss”の部分。
これらについては、ご自身の内容に置き換える必要があります。
・[USER_ID]
ここで、デフォルトの保存先を思い出しましょう。
「userdata」と「760」の間に、数字のフォルダがありましたね。
この数字が[USER_ID]です。

仮に「12345678」というフォルダ名だったら、そのまま「12345678」と入力しましょう。
[] は不要です。
・”E:\steamss”
保存先として設定する場所を入力します。
例えば、「Dドライブのsteamフォルダ」の中にある「ssフォルダ」の場合。
“D:\steam\ss”
このように入力すればOKです。
上記2箇所を正しく入力したら、Enterを押しましょう。

ここで、「~シンポリックリンクが作成されました」と表示されれば成功です。
お疲れ様でした (^^)
「保存先を変更する方法」についての解説は、以上となります。
本記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。