「Steamのダウンロードが遅い・・・」
「早くゲームがしたいのに!イライライライラ・・・」
こんなモヤモヤを感じていませんか?
Steamではゲーム購入時やアップデートなど、なにかとダウンロードする機会が。
その容量も大きく、最近では50GB以上の場合も珍しくありませんね。
そこで重要になるのがダウンロード速度です。
本記事では、Steamのダウンロードを速くする方法をお話していきます。
- 速度が遅い原因の特定
- 効果的な改善方法
この順にご説明していきます。
サクサクダウンロードが進めば、今よりSteamが楽しくなること間違いなし。
興味を持たれた方、ぜひご覧くださいませ。
前回の記事はこちら
「Steamのダウンロード速度」あなたは速い?遅い?確認方法をご紹介
Steamのダウンロード速度が遅い・・・ 原因の特定と改善方法
まずはダウンロード速度が遅くなってしまう原因を探っていきましょう。
何が問題なのか?これさえわかれば、もはや解決したも同然。
そこを改善すれば、あなたのダウンロードは必ず速くなりますよ!
原因を特定しやすいように、以下の3つに分けてご説明。

① ネット回線・プロバイダ
② 周辺機器・ケーブル
③ パソコン
最終的な速度が遅い、ということは上記のいずれか、あるいは複数に問題があるということ。
ひとつずつ確認していきましょう。
ネット回線、プロバイダ
引いているネット回線、プロバイダとの契約プランをチェックしましょう。
プロバイダの会員登録証、あるいはWEBサイト上で確認できます。
・回線がADSL
・低速プランで契約
こんな状態の場合、問題あり。
最新機器やハイスペックPCを使ったとしても、ダウンロード速度は遅くなってしまいます。
ここでは、WEBサイトで確認する方法についてご紹介します。
プロバイダごとに表示が異なりますが、手順自体はほぼ共通ですのでご安心ください。
まずは契約しているプロバイダのサイトにアクセス。
登録証などに記載しているIDを使ってログインしましょう。

契約情報から、契約しているプラン名やその詳細を閲覧可能。
ここでは下り速度に注目しましょう。ダウンロード速度の上限を示しています。
これがSteamの平均ダウンロード速度(日本国内)を下回っていないか?確認しましょう。
2020年2月26日現在、71.4 Mbbs となっています。
同程度以上ならば、回線はOK。他の原因を探りましょう。
逆にこれを大きく下回るようなら、問題あり。
契約プランの見直し、プロバイダの変更をおススメします。
一般的に、実際の速度は契約プランの最大速度を下回ります。
下り200 Mbbs のプランの場合なら、ピッタリ200 Mbbs のスピードが出るわけではありません。
ある程度余裕をもって。プランを選択しましょう。
- プロバイダ、プランを選ぶ際のポイント
「どういうプラン・プロバイダを選べばいいのかわからない!」
そんな悩める方へのアドバイスになります。
ベストな参考となれば幸いです。
① プラン変更より、プロバイダごと乗り換えた方がお得
どのプロバイダも新規・乗り換え向けのキャンペーンを展開。
・基本料金の大幅な割引
・キャッシュバック
などなど・・・顧客拡大に力を入れています。
そのため、プランだけ変えるよりプロバイダ自体を変更した方がお得な場合も。
状況によりますが、工事や解約申請が不要だったり、以前に比べてお手軽になっています。
2年割のような期間縛りのある割引を利用している場合、解約月によっては違約金が発生する場合も。
スマホだと少額、さらには縛りなしの割引も登場していますね。しかし、プロバイダは未だにがっつり高額です。
10,000円以上の場合がほとんどですので、事前に更新月を確認しておきましょう。
② スマホとのセット割引を活用すべし
ご利用のスマホが対象となっている場合、月々のスマホ料金がお得になります。
契約状況・プランによりますが、月1,000円以上安くなることも。
確実に負担が軽減されますので、是非利用していただきたい割引です (*^^*)
ここで注意しなければならないのが、割引対象となるスマホがプロバイダによって異なる点。

「docomoスマホはOK、auスマホは対象外」
例として、こんな場合があります。
使用中のスマホをが対象となっているプロバイダ・プランを選びましょう。
③ Steam上で速いプロバイダはどこ?
こちらはSteamにおける、プロバイダごとの平均ダウンロード速度。

Steamが公開している、ダウンロード統計から閲覧可能。
上記画像は2020年2月24日時点のものです。
統計によると、日本国内では「So-net」が最速で、121.1 Mbpsとなっています。
数値の変動はあるものの、最近では常に100 MBbs を超える平均速度が出ており、安定した高速っぷり。
知名度が高いソフトバンクやNTT(OCN)が、Steamにおいては速度が遅めなのも驚きです。
So-netはauスマートバリューに対応。auスマホをお使いの方なら、かなりお得に利用できます。
プロバイダの引っ越しは以前より簡素化していますし、検討する価値はあると思いますよ (^^)
【So-net 光 コラボ】
周辺機器・ケーブル
続きまして、ルーターなどの周辺機器、およびLANケーブルの確認をします。
一般的なインターネット回線の場合、終端装置からLANケーブルを介してルーターへ。
ルーターから有線、あるいは無線でPCやスマホに接続します。

ここで注意するのが、「ルーター、およびLANケーブルにも通信速度の上限がある」という点。
たとえ爆速プランに契約したとしても、ルーターやケーブルが非対応だと十分な速度が出ません。
具体例を挙げますと、
・1 Gbps のプランに加入
・ルーター・ケーブルの速度上限は100 Mbps
こんな場合。
実際の速度上限は、 100 Mbps となってしまいます。
本来のスピードが出せず、いろいろもったいない事態に・・・
簡単にチェックできますので、気になる方はぜひお試しくださいませ。
- ルーター
購入時の箱に記載している、伝送速度を見てみましょう。
「箱が見当たらない」「捨ててしまった」
こんな場合は、インターネットで製品名を入力、検索してください。

・無線部
・有線部(LAN・インターネット)
上記の項目が。規格、および速度が記載されています。
英数字が羅列していますが、無線、および有線の最大速度だけチェックすればOKです。
この製品の伝送速度について簡単に言えば、
・無線は「IEEE802.11ac」まで対応していて、1733 Mbpsが上限
・有線は 1000 Mbpsが上限
このような意味に。
規格の詳細・周波数など、諸々省いたザックリ説明ですが・・・
通常使用する分には、これで十分かと思います (*^^*)
- LANケーブル
各機器と接続、ネット回線をつなぐ役割を果たすLANケーブル。
このLANケーブルにも、「CAT5」「CAT5e」といった規格が存在。
規格によって転送速度の上限、および伝送帯域が異なります。
普及が進んでおり、一般的におススメされているが「CAT6」。
最大1 Gbps の通信速度に対応しており、帯域が大きく大量データ通信にも向いています。
この上には10 Gbps 、40 Gbps に対応した規格もありますが、契約プランによっては持て余す場合も・・・
40 Gbps のCAT8は、通常必要になることはないでしょう。次世代的なアレでしょうか。
ご利用のプランに合った規格の製品を選びましょう (^^)
LANケーブルの規格はパッケージ、およびケーブルに直接記載しています。

ちょっと見にくくて申し訳ないのですが・・・
上記画像は「CAT5e」のLANケーブル。
部屋の片隅に転がっていた、大分古いものです。
Amazonなどでネット購入される場合、そのほとんどは商品名に「CAT~」と規格が明記されています。
確認の上、ご購入くださいませ。
パソコン
最後に、使用PCのLANポートを確認しましょう。
皆さまがご存じの通り、LANケーブルの挿入口ですね。
適切な機器・ケーブルで接続しても、最終的にPC側が対応していなければ望んだ速度は出ません。
最新の高速プランを検討されている方は要チェック。
LANポートの確認は、デバイスマネージャーから行います。
いろいろな方法で開けますが、ショートカットを使うと速くておススメです。
「Windows」キーを押しながら、「X」キーを押します。

展開されたリストの中から「デバイスマネージャー」を選択し、アクセスします。
続きまして、「ネットワークアダプター」を選択。

一覧の中から確認します。
この場合、「Realtek PCIe GBE Family Controller」が該当。最大 1000 Mbps 対応のLAN機器です。
無線LANの場合は、「Wireless~」の記載があります。
名称をGoogle などで検索すると、簡単に詳細を調べることができますよ (^^)